シワ・たるみ
フェースリフト手術
1.重力によって垂れ下がった皮膚および軟部組織の一部を切除するとともに、皮膚および軟部組織を吊り上げることによって、顔の皮膚の張りを改善させます。
2.たるみの大きい部分への改善はできますが、皮膚表面の細かいシワ治療には不適な場合もあります。
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1 左図は正常な皮膚~皮下組織を示しています。向かって左側が皮膚表面です。そして皮下組織~筋繊維になります。これらの組織はコラーゲン線維などの間質性組織によって支えられ保持されています。(1)
2.年齢とともに、この組織を支えているコラーゲン線維が弱くなり、支えられなくなってきます。すると、これらの厚味のある組織は重力によって青い矢印方向に下がってしまいます。(2)
3.フェースリフトでは、この下がってきた組織を切開して皮下組織レベルで剥離します。(3)
4.そして剥離した皮膚組織を引っ張る(青い矢印方向)と弛んでいるので伸展します。重なった部分(赤い斜線の範囲)は余分な組織として切除できます。(4)
5.切除後、縫合すれば皮膚はまた張りのある状態に戻ります。
この時に深部にある筋膜(筋膜といっても本当に筋肉の膜なのではなく、皮下組織と筋肉組織や深部組織との境界にある面状の膜組織)も折り畳んで上方に引き寄せておく(黒い矢印、プライケーションといいます)と、この効果がより強くなり長持ちします。(5)
頬~アゴのラインでの張りを戻します。
顔のリフトアップにおける基本的方針といえます。
2.頬部+頚部フェースリフト:頬~アゴのラインをすっきりさせるとともに、
アゴ~首のたるんだ皮膚を改善させます。
3.頬部+側頭部フェースリフト:頬~アゴのラインをすっきりさせるとともに、
目尻周辺のたるみを改善します。
4.頬部+頚部+側頭部フェースリフト:目尻~頬~アゴ~首の皮膚に張りを改善します。
5.額部フェースリフト:額のシワの改善を行います。毛髪内で切開する場合と、
生え際で切開する場合があります。
頬のたるみであれば、一般的に仰向けに寝たときの頬の状態が目安になります。頬部フェースリフトで、鼻唇溝の溝は浅くすることができますが、小鼻に近い部 分では平坦になるほどには改善できません。この部分の改善には、コラーゲンやヒアルロン酸、脂肪などの注入法を併用したりします。
値段
1.頬部フェースリフト 315,000円
2.頬部+頚部フェースリフト 420,000円
3.頬部+側頭部フェースリフト 420,000円
4.頬部+頚部+側頭部フェースリフト 525,000円
5.側頭部フェースリフト 262,500円
6.額部ミニリフト(皮膚のみ) 157,500円
7.額部フェースリフト 262,500円
上記以外に初診3150円・再診1050円があります。
質問: 法令線(=鼻唇溝)の改善はできるのでしょうか?
回答:頬のフェースリフトでは頬からアゴのラインにかけてをリフトします。
そのため、アゴのラインがすっきりし、さらに口角のマリオネットラインなどが引っ張られることで改善します。 鼻唇溝は小鼻の横から口元を通りマリオネットラインの傍を走りますが、このうち下方のマリオネットラインの近く~口角付近までがフェースリフトで改善されます。
ですので、小鼻の横付近はフェースリフトではあまり改善されません。 頬の皮膚をリフトするときに、リフトによって持ち上がるアゴのラインを円の辺にたとえると、小鼻の辺りは円の中心に相当します。そのため頬をリフトしても小鼻の横の法令線はあまり改善しないのです。その点はご了承ください。鼻唇溝の下方を改善させる場合は頬部のフェースリフトが適応になります。
質問:もとの状態までに戻ってしまう持続期間はどれくらいでしょうか?
回答:おおよその元に戻ってしまう期間ですが、一般的には5~10年と言われています。 ただ、これもかなり個人差があります。
また、手術の時の切除量も影響します。私は、術前にある程度の切除量の希望を聞きますが、あまり人に知られたくないという気持ちが強い方の場合は、切除量が少ない傾向があり、その場合は元に戻ったような感じがするのが、やはり早いように感じます。 以上から、「どのくらいの切除量にするか」も、大きな要素とお考えください。
質問:目頭から斜め下に入る線(=通称、ゴルゴ線)の改善したいのですが。
回答:いわゆるゴルゴ線は、頬のフェースリフトではあまり改善しません。一番効果のある方向はこめかみでのリフトになります。 このゴルゴ線を改善するとなると、こめかみ方向に皮膚を上げることになるので、目じりも少し上げることになります。 もしも、ゴルゴ線が軽度の場合は、脂肪注入が有効な場合もあります。
年齢とともに皮膚の弾力性は低下していきます。その結果、上まぶたでは二重の幅が狭くなって来たり、一重の方の場合は皮膚が睫毛に被さってきます。まぶたの 重みが強くなってくると、まぶたを開ける筋肉が疲れやすくなり、頭痛・肩こりなどの症状が出現してくることもあります。一方、下まぶたでは、皮膚のたるみ によってシワが増加したり、まぶたが下がったり、膨らんできます。
このような症状を改善させるには、やはり手術が必要になってきます。
手術は、皮膚のみ切除する場合と、厚ぼったさの原因である脂肪を部分摘出する場合があります。
瞼の脂肪といっても、大きく2つに分けることができます。一つは眼球を包んでいる眼窩脂肪です。もう一つは、皮下の眼輪筋の下に広がっている線維組織を含 んだ中間脂肪組織です。眼窩脂肪であれば、小さい切開からでもある程度は摘出可能ですが、中間脂肪の場合は瞼全体の厚ぼったさの原因になっているので、小 さい切開からではきれいに取れません。その結果、眼窩脂肪を取る場合よりも切開が長くなります。
このように単に瞼が厚いといっても、眼窩脂肪が多い場合と、中間脂肪組織が多い場合があるのです。瞼の厚みを取る場合は、この両方に対応できるように術前から対応しておきます。


