横浜FCクリニック形成外科

トップ院長の日記>19年立ったのに、まだこの程度の医者か?

院長の日記

2001.07.07  19年立ったのに、まだこの程度の医者か?

・・・これは、自分に対する気持ちです。

 最近「月記」が「日記」らしくなってきました。おそらく一時的な状態です?

私もいつの間にか医者になって丸19年になりました。ということは来年で20年です。医者になった年に生まれた方が成人式です。今から思えばいろいろありました(当たり前か)。
 卒業したての頃はベテラン看護婦さんが医者のように見えました。投手で言えば、訳も分からず試合の流れも分からずマウンドに立ち、むやみに投げていたようなものです。ようやく今頃になって試合になるのかなという感じです。
 今までの経験が役に立つ場合は良いのですが、対戦したこともないような「相手」(シミ・アザであり、あるときはマブタ?)にこれからも出会うでしょう。いつまでも勉強です。

 今までの反省はたくさんあります。大病院にいた若い頃は手術を簡単に勧めるような時期もありました。形成外科は傷跡をきれいにする科ということを意識しすぎて、今から思えば技術を早く身につけたいと焦っていました。デリカシーに欠けた、思いやりのない説明もあったろうと思います。新聞に出るような重大な医療ミスには遭遇したことはありませんが、細かい反省は多かったのです。

 今年になって研修医の労働条件が問題にされてきました。非常に難しい問題です。自分が研修医ならある程度はお金がほしいのですが、経営者側にとってはまだまだ役に立たないのですからそれほど給料は出せないのは当然のように思えます。冷静に考えても、あのころの自分に給料をもらえる値打ちがあるかと考えると・・・ウーン。
 野球の場合は、高校生でもすぐにプロ野球の一軍で投げることはあり得ます。しかし、医師の場合はとても考えられません。心技体のうち、「体」は何とかなっても「心技」がゼロだからです。研修、経験が絶対不可欠です。
 今は「心技」のうち「心」が一番修得に時間がかかることを知りました。

私の好きな囲碁棋士の方が、本の中で「囲碁に強くなるためには、人生勉強が必要」と書かれていました。医学でも同じと思いました。

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (18:49) | PermaLink
コメントを投稿する

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。

TrackbackURL :