院長の日記
2001.08.30 治療の奥の深さは、一生かかっても解らないかもしれません。
先日ある患者様に、
「先生は外科の先生だから、手術をしないのは寂しいでしょう。」
と聞かれました。
おそらくその方は大きな手術のことを言われたのだと思いますが、私は全然寂しいと思ったことはありません。
現在、当院で行なっている二重まぶたを作る埋没法や、コラーゲン注入、ヒアルロン酸注入、レーザー治療、ニキビの治療などは、非常に奥が深くてまだまだ発展途上の身です。
まだ、どの治療も百人に施術して百人が完全に満足するという方法ではありません。
来年には医者になって20年という節目が来ます。やればやるほど奥の深さが身にしみます。
2001.08.14 文章で伝える事の限界
ホームページもたくさんの方が見てくださっているようで、本当にありがたいと思っています。
確かにミニコミの広告に比べて情報量が多いので、より理解しやすいと思いますが、まだホームページでも足りないことが多いように思います。
少しずつ追加していくしかないと思いますが、個人個人によって聞きたいことは微妙に違うと思います。その場合は掲示板をご利用下さい。私がわかる範囲でお答えいたします。
それにしても、伝えるというのは難しいです。自画自賛を避け、できるだけ等身大の説明をしたいのですが、自分でも歯切れの悪いと思うことはしょっちゅうです。
まさに仏教で言われている「不立文字」、文字で真理を伝えることはできないという気持ちです。
技術習得も同じだと思います。手術やレーザー治療の技術は口伝はできないのではないかと思います。やり方は伝えられますが、微妙なことはなかなか表現できません。しかしこの微妙なこと、紙一重の中に神髄があるように思えます。
何かのヒントをもらって上達する事はあるでしょうが、それはある程度高いレベルの方の話だと思います。やはり本物を見て盗まないとモノにはならないでしょう。
2001.08.04 なぜ、カウンセリングから施術・アフターケアまで一人でするのか?
その理由は、まだここに書いていませんでした。あまりにも基本的なので「書く」ということに気が付きませんでした。しかし自分の考えをまとめる意味で、ここに書くことにしました。
1 医師が一人しかいないから。
当たり前といえばこれほど当たり前な事もないのですが、逆にたとえ複数の人がいてもマンツーマンの治療方針は変えません。・・・その予定もありませんが(苦笑)。
それは以下の利点があるからです。
2 治療経過を把握できる。また途中経過での患者様の感想・評価などを聞きやすい。
術前のカウンセリングで聞いた時のイメージと実際の治療を受けた時とでは、ギャップを 生じることもあると思います。そういう時でもすぐに対応できます。
3 治療効果に反映する微妙な部分を知ることができる。
特に二重まぶた作成には重要なことなのですが、その方の希望、まぶたから見た可能な 二重まぶたの形など色々な微妙な要素が加わってきます。これらを把握するにはカウンセ リングをした医師が直接施術を行なうべきです。
4 将来につながる
類似の治療があればその経験を生かすことができます。カウンセリングの際にも自信を 持って説明をすることができますし、患者様自身も自分以外にも同じ症状で悩んでいる人 がいる事を認識できます。また、その医師がこの治療方法は初めてではないとわかれば 安心ではないでしょうか。(変な表現?)
5 最初からの治療経過を知っていれば、ある程度の予定変更もやりやすい。
6 以上の理由から患者様に不安感を与えにくい。
などが挙げられます。逆に欠点はというと、
1 治療時間の効率が悪くなる。
これが一番でしょう。これに付随して
2 待ち時間が長引く場合も出てくる。
2は申し訳ありませんが、当院の方針として今のやり方を続ける予定です。
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