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院長の日記

2001.11.11  意欲と見えない壁

私は、初めて来られた患者様と対面しました時、その方の訴えを聞くと同時に、その方の良くしたいと思うエネルギーというか意欲というものを感じ取ろうとします。
これは、見るというより見えるといった感じですが、その方全体の雰囲気の中に出てきます。
そして、割に多くの方が「意欲」とともに「見えない壁」も持ってこられます。美容外科に初めて来られたという方に多いと思います。この壁は、治療についての不安や値段についての不安も含まれています。そういう意味では当然かもしれません。
その壁を少しずつ溶かしていかないと良い治療はできないので、壁を薄くできるようにできるだけ説明をします。その説明では、良いことだけを言うのではなく、たとえば「かさぶた」がどれくらいできるなどの辛抱を必要とする事についても話します。いわゆる等身大の治療方針です。また希望、要望もできるだけ具体的に聞きます。

この方針が現時点での、今までの苦い経験も含めての集大成です。旅人のコートを取ろうとした北風と太陽のやりとりを思い出します。まだ私も太陽を目標に、よりよいカウンセリングを求め続けている途中ですが、まだまだ太陽にはなれません。せいぜいストーブくらいです。

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (19:21) | PermaLink
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