横浜FCクリニック形成外科

トップ院長の日記>手術のプレッシャー

院長の日記

2002.02.15  手術のプレッシャー

今は、ソルトレーク・オリンピック開催中ですが、日本勢がなかなかメダルに手が届かなくて残念です。
今回驚いたのは、スピードスケートで清水選手のライバルで優勝候補だった選手が、スタート早々に転倒してしまったことです。やはり並々ならぬ雰囲気の中でのプレッシャーはものすごいのでしょう。

私たち外科医も手術中は、ある程度以上のプレッシャーを持ち続けています。そのプレッシャーの中で常に心掛けていることが2つあります。

一つは万一の予想外の状況への対応です。ゴルフでいうトラブルショット後のリカバーショットです。これは手術を開始する前の麻酔を行う時も入りますし、当然手術経過も入ります。この時に迅速に対応できるようになるには、やはりある程度の経験が必要です。

もう一つは、術前から手術中を通じてのイメージ、読みです。これは囲碁や将棋に似ているかもしれません。読みは正確でないといけません。勝手読みではうまくいきません。

この二つに注意しながら、見た目には平然と手術をしているのです。
医者になって間がない頃に先輩の先生に言われたことを思い出しました。「外科医は手術中に何があってもアッと声を出してはならない。黙って迅速に対応しろ。」です。その訓練として、お化け屋敷やジェットコースターで肝を鍛錬するのだ(?)とも言われました。

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (15:48) | PermaLink
コメントを投稿する

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。

TrackbackURL :