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院長の日記

2002.12.07  私にとってはいつも1例目

「先生はこの手術を今までに何例されたことがあるのですか」という質問を、カウンセリングで受けることがあります。

確かに多くの症例を経験しておくことは大切と思いますが、その一例一例をどのように自分のものにしたかが一番重要なことだと考えています。
「経験」はあくまでも「経験」であって「結果」ではないのです。
プロ野球でいうと、「あなたは何年一軍に居ますか」「あなたは何回打席に立ったことがありますか」と言う質問よりも「あなたは打率がどれくらいですか」「あなたは勝利打点はどれくらいですか」「あなたはランナーが二塁三塁に居るときの打率はどれくらいですか」が意味のある質問と思います。何年一軍に居ようがレギュラーにならないと意味はありませし、またレギュラーだといっても適当にやっているようではいい成績はあげられないでしょう。その意味でもやはりプロ中のプロの選手はそれ相当の結果を出しているように思います。

また、私は手術などの経験はあくまでも過去のデータと思います。
その時、その瞬間の手術はあくまでも1例目です。
そういう気持ちで手術を行っています。
手術に対する畏敬の気持ちはいつも持ち続けています。

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (16:25) | PermaLink
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