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院長の日記

2003.08.15  美容クリニックの変遷

硬い言葉で始まりました。今回はここ数年の美容クリニックの診療内容の変化について考えてみました。
レーザー治療にも色々なブームがありました。
まずはレーザー脱毛が流行しました。レーザー脱毛の発展は、美容クリニック以外のクリニックが美容外科領域に進出する事を容易にしました。
それまでの美容外科というと、ある程度手術の技術を持っていないと、開業してもなかなかやっていけませんでした。しかしレーザー脱毛をするだけで結構やっていけるようになってきたので、当時の美容クリニックはほとんどがレーザー脱毛をメインにしていたと思います。逆に言うと、レーザー脱毛について書いていない広告は一つもない時代だったといえます。
今は、価格競争の結果コストも大幅にダウンしましたし、レーザー脱毛自体が供給過多の時代なので、レーザー脱毛だけではやっていけなくなっています。

その後、流行してきたのはアンチエイジング方面のレーザー治療です。
一寸当てるだけでシワやくすみが取れるというのです。さらにそれだけでなく、「かさぶた」ができないというのです。「NO DOWNTIME」という言葉がよく言われました。
これに関連したレーザー治療もたくさんありますが、それぞれの器械が多くの症例をかさねていくうちに、やはり「限界がある」ことがわかってきました。

結局、私の個人的印象では、これらのレーザー治療は当初期待したほどの結果は出ていないように思います。確かに「良く効いた」という声も聞きますが、反対に「全然変わっていない」という評価が聞こえてくるのも事実です。これらのレーザー治療は今後は適応を狭めて発展していくと思います。でもそれで良いのだと思います。何にでも効くという、がまの油的効能書きは、かえって怪しいのです。

また、この「NO DOWNTIME」の限界は、ある程度の効果を出そうとすれば、やはり多少なりとも「かさぶた」が出来るくらいの治療が必要ということなのではないか、ということを示唆しているのではないかと思います。

現在はどうかというと、レーザー治療の方面はあまり発展せず、コスメとの融合が進んでいるようです。
クリニックがビタミンCローションなどを販売していく時代になりました。
また、保健診療を主体にしているクリニックと自由診療を主体にしているクリニックとの境界が不明瞭になりました。
広告も変化があります。以前よりは手術を主体に書いている広告が減ったように思います。特に美人の女医さんが、ご自身を見本に広告に出ておられるのが印象的です。確かにきれいな方が多いですね。(^_^) このような経過もしばらくは進むことでしょう。

今後はどのように発展していくのかわかりませんが、早いスパンで変化するような気がします。私個人は、手術とレーザー治療を主体に続けてみます。

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (14:49) | PermaLink
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