横浜FCクリニック形成外科

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院長の日記

2003.10.27  めでたし、めでたし

昨日、知り合いの方の結婚披露宴に出席させていただきました。
ホテルの会場に行ってみると、よほど日がいいのかたくさんの披露宴が有りました。
何か若いエネルギーをもらうようで(それにしても、年寄り臭い表現です(^^;) )、若い方のこれからを祝う門出となる場に参加できて良かったです。

また、家族愛に触れることができます。
ご両親にお礼のメッセージを言われる時に涙ぐむのを見ると、優しい娘さんに育てたご両親に拍手したくなります。

でもこれからが新しい出発なんです。荒波の中に出ていくのですから、決意の時でもあるのですね。

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2003.10.20  ホームページ変える?

このホームページは、立ち上げの時には専門の方にお願いしましたが、今は更新、追加などは私がやっています。
マイナーチェンジも時々やっています。

私が開業した頃は、ホームページを見て来られる方はほとんどおられませんでしたが、今では、ミニコミよりもインターネットの検索で調べて当院に来られる方が増加しています。

最近は、インターネットがかなり普及してきたためか、タウンページを見たという方は一人も来られません。インターネットで検索を行った方が判りやすいそうです。そういう意味では、今ではホームページを持っていないと仕事にならない、ということになりますね。
美容クリニックのホームページもたくさんあります。どのホームページも凝っていてスゴイと思いますが、中には懲りすぎていてどこをクリックしたらいいのか判りにくいのもあります。そうなるとある種自己満足の世界かもしれません。

私は今のところこのホームページで続けるつもりです。
そのうちに何年かしたら、「昔風の懐かしい感じ」と言われたりして。
まあ「稚拙なホームページ」と言われないように努力します。(^^;)

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2003.10.16  学会の問題点

先日も日本形成外科学会の基礎学術集会がありました。
形成外科学会では、春に臨床症例や臨床に直結した研究についての学会があり、秋にその基礎となる実験研究を主体にした学会があります。

以前は双方を合わせて年1回の学会にしていたのですが、発表数が膨大な数になってきたため1回の学会では消化しきれなくなったため、年2回になったのだそうです。
報告内容も形成外科の色々な分野から出題されており、非常に豪華な感じがします。

また、学会では器械展示場があります。
ここでは業者が形成外科に関連する治療用の器械などを展示していますが、今は美容関連の機械が多いように思います。
保健診療だけでは経営が難しくなってきたため、大学でも美容外科を標榜するところも増えてきましたし、自由診療を含めた開業を考えている先生も多いのではないかと思うからです。

今回の学会を見て感じたことがあります。
ハードは着実に進歩していますが、ソフト面が遅れているというか、軽んじられている様な気がしてならないのです。
最近の医療事故を見ていると、器械、ハード面に問題があるのではなく、ソフトに問題があることが原因のように思います。

医者の質を向上させることも重要です。知識や技術面はもちろんですが、智慧をつけ、人間として向上する事も大切です。

そのためには、単に特別講演を設けるだけでなく、人間的な向上を目指せるようにするにはどうしたらよいか、を問うセクションを作ることです。
でも、たぶんそれを作ろうと誰かが言うと、「何を今更・・・」などという先生もおられることでしょう。「そんなことは自分でやれ」と言われるかもしれません。
しかし、今の時代は一人で学ぶには難しいのだと感じます。


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2003.10.15  やっぱりモーツァルト

最近通勤時にまた、音楽を聴くようになりました。
いろいろなジャンルを聞いているのですが、今回はモーツァルトの曲を聞いていると、以前とと違い何か感じるものがありました。

数曲しか聞いていないのに、評価をするとは失礼かもしれませんが、モーツァルトの曲は、あっけらかんとして無邪気に脳の中を駆けめぐるような感じがするのです。
なんだか気が軽くなるような波が頭の中を広がる感じです。
私は、クラシックについてはあまり知識がありませんが、逆に先入観があまりないので、こんな曲を作曲する人間の性格を考えてみました。
短い単語で言えば、自由奔放、無邪気、気分屋、根アカというイメージです。(以上は私の個人的な感覚なので全く根拠はありません)

最近癒しの治療としてモーツァルトの曲を聴くという方法があると聞きました。
頭の中を「暗くならずに!何とかなるよ、まーいいじゃん!」という様な感じで曲が駆けめぐりますから、プラス思考に移行するのにはいいのかと思いました。
また、歌詞がないから、よけいなことを考えなくて済むこともあるでしょう。

逆にバロック音楽は、内観的です。聞いていると心の奥に響きます。禅と同じような気持ちでしょうか。

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2003.10.14  悲しいこと~

テレビで以前にある若手のお笑いコンビを見ました。
名前は覚えていません。一人がファイティングポジションで「悲しいこと~」としゃべり、後ろでスケッチブックを持った相方が同じく「悲しいこと~」と続けて叫びます。そのあと悲しいという状況をおかしく表現するのです。

当院では、最近悲しいことに無断キャンセルが多くなってしまいました。
(-_-;) 初診の方なので、連絡できないことが多いのです。
たまに連絡が取れると、まだ寝ていたとか、家におられたなどでもう来れる時間はありません。

というわけで、その時間がぽっかり空いてしまいます。
その時間を利用して、ホームページ掲示板の回答を書いたり、この日記を書いているのですが、先日、ある患者様から「先生、最近はこまめに日記を書かれていますね。」と言われました。(-_-;)

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2003.10.06  薄いシミの方が案外手間がかかるのです

シミ治療で来られる方々で、まだかなり薄いシミの頃に来られる方が結構おられます。
シミも初期の方が取りやすいと思ってこられるのですが、私から見ればそうではないのです。案外薄いシミの方が難しかったりします。

シミ治療に使うルビーレーザーは、メラニンなど褐色の色に反応します。濃い色ならレーザー光の吸収も多いので、シミの破壊力が強力です。そのため、「かさぶた」ができますが、「かさぶた」が取れた後はきれいになっているわけです。

しかし、メラニンが少ない、薄いシミでは、ルビーレーザーの吸収光が少なくなるため、「かさぶた」にならない場合も多く、徐々に薄くなっていく場合が多いので、濃いシミの経過に比べ、はっきりしないことが多いのです。

また、一見薄いシミに見えても、メラニンが深いところにあるため薄く見えているだけで、本当はメラニンの量が多いシミ、真皮内メラノーシスの場合もあります。この場合はどうしてもレーザー治療の回数がかかります。

私はカウンセリングでしばしば「たとえ話」で説明することがあります。
上記の説明ではゴルフです。シミのメラニンの量をゴルフの距離にたとえますと、濃いシミはロングホールです。薄いシミはショートホールになります。

濃いシミはロングホールですから、ルビーレーザーの治療でいうとしっかりとパワーを与えて照射することになりますし、回数もかかります。しかし、グリーン上の旗(シミ治療でのゴール)が見えるくらいになってくると、パワーは不要です。寄せに入るのですから軽い治療になります。薄く残ったシミと発赤程度ならマイクロクリスタルピーリングがいいでしょう。

薄いシミはショートホールですから、最初から強いパワーは不要です。パワーを弱くしたレーザー治療を行ったり、マイクロクリスタルピーリングを行います。

このようなことはシミだけではなく、脱毛でも同じです。黒くて太い毛は早く脱落してくれますが、メラニンの少ない細い毛は結構しつこいものです。

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2003.10.03  話し相手に合わせるな?

私の今の治療方針の原点は、卒後すぐに勤めた病院の環境が影響しています。

大学で研究ということよりも、実戦で仕事をしたかったので大学の関連施設である総合病院の整形外科に入局しました。
その整形外科は外傷系の治療が進んでおり、院長が救急医療に積極的に取り組んでいたので、「臨床最前線24時間」の様な病院でした。

そして、その病院の場所ですが、市内の繁華街にあり、飲み屋などの飲食店やサービス業の店も数多くあり、さらに近くに組事務所もありました。(^^;) 

入局後、救急当直も行うことになったときに、一番心配だったのは、重症患者の搬入はもちろんですが、ちょっと柄の悪い様な人とか酔っぱらい、当り屋との対応でした。

病気の内容として重症の患者様は、諸先輩の先生方についていただくことができるので、案外何とかなるのですが、卒後すぐの人間にとっては、社会勉強、人生勉強をほとんどしていないので、この人生の蔭の部分にはまった方々との対応は全く予想がつかなかったからです。

その時に、私がどう対応したらよいかをある先輩の先生に聞いたとき、その先生は、「相手の人と同じトーンにあわせなければ大丈夫。」といってくれました。

ちょっと聞くと、話相手に合わせるなというのですから、逆効果のように聞こえます。どういう意味かというと、相手がいわれのない文句を言ってきた時に、同じレベルで「売り言葉に買い言葉」のごとく言い返すと、どんどんテンションが上がっていき危険な状態になる。その時に、こちらとしてはより冷静に、ちゃんと診療を行い優しく話をすれば、相手のトーンも少しずつ下がっていく。
たとえ下がらなくても、暴力沙汰にはなりにくいし、一晩がんばれば翌日院長をはじめたくさんの医師が出てくるから、相手が無理な文句を言っているのであれば分が悪いので必ずテンションは下がる、という意味です。

それから、夜中の診療ではいろんな経験をします。
発熱で来られた方に、いつから症状があるのか聞くと、中には1週間~10日くらい前からといわれる方もいます。いろんな検査もできるので、これで良くならないようなら早めに昼間の時に来てください、とお願いしながら処方せんを書くことも少なくありません。「何でもっと早く来ないのだ!」とたとえ心では思っても、怒鳴ってはいけません。

今でも患者様との話では、できるだけ穏やかに話をできるように心掛けています。

私の知っている範囲でも、ちょっと気の短い、怒りん坊の先生もいますが、こちらが怒ってはいけないと思います。職人気質の先生もおられますが、やはり相手のいる仕事ですから、相手のことも考えることが大切です。

「マーフィーの法則」で有名なマーフィーの本にも、「相手の対応は、自分の相手に対する態度を鏡に移して見ているのと同じである。」と書いてあります。私は、相手の方のトーンが高いということは、自分が上げているのだと思い、下げるように努めているともいえます。

昔、元巨人の江川卓さんが規約の盲点をついて、阪神からのトレードで巨人に入ったとき、記者とのインタビューで「もっと落ち着いて、冷静になってください。」と、冷静に話をしていたことを思い出しました。
江川さんの場合は計算された様な感じがしますが、あの冷静さ、あの境地ですね。

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