横浜FCクリニック形成外科

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院長の日記

2005.12.19  愛の検査?

もうじきクリスマスです。世の中には、恋人同士で楽しいひとときを過ごそうと楽しみにしておられるカップルも多いと思います。
そんな頃に、面白い発見を見つけました。
愛の因子が発見されたというのです。以下にその記事を載せます。

記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2005年12月2日】

 胸が高鳴り、そわそわして心から幸せ。ちょっと愚かしいくらい-。イタリア・パビア大の研究者らによると、こんな恋心は、神経成長因子と呼ばれる分子が引き起こすのだという。

 熱烈な恋に最近落ちた58人の血液を調べたところ、恋人のいない人や長年付き合い続けた人たちよりも、圧倒的高レベルの因子が確認された。

 ただ、この58人も1年後には因子がめっきり減少。どうしたらレベルが上がるのかは、解明できていないという。(ローマ、ANSA=共同)

最後のオチも面白いですね。
将来、彼の事を心配になった女性が彼を病院へ血液検査に連れて行くようになるかもしれません。(^^;)

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2005.12.06  顔の部分移植について

すごい治療がありました。顔の移植です。(?_?)
12月1日付のフランス週刊誌ルポワンなどによりますと、犬にかまれて唇や鼻の一部を失った38歳の女性に、脳死者から顔面の部分移植手術が、同国で11月27日に行われ、成功したそうです。

執刀した医師は、顔面の部分移植について「世界で初めて」と述べています。
執刀した医師の話では、患者の容体は良好で、移植部分にも異常はないそうです。

移植を受けたのは、5月に犬にかまれて上下の口唇や鼻の一部、あごなどを食いちぎられた女性です。
食べたり、話したりする機能が通常の治療では回復できないと外科医らが判断し、手術となりました。

ドナーは脳死状態に陥った女性で、家族の承諾を得て、皮膚や皮下組織、顔面の筋肉、血管などを採取し、患者に移植したとあります。

おそらく顕微鏡を使っての手術ですから、何時間もかかっていると思います。
皮膚、筋肉、骨、神経、血管をつなぐ複合移植手術は非常に大変です。

今回の手術について移植の専門家からは、拒絶反応や合併症の危険のほか、「顔が変わる」ことに対する患者の心理的な衝撃への懸念も予想されると書いてあります。

今回は機能障害を防ぐ目的が主ですから、外見的な事は写真もないのでよく分りませんが、まだ美容手術としては無理でしょう。
しかし、そういう時代が来てしまう可能性を思わせます。

昔、同じフランスのホラー映画で「顔のない眼」という作品がありました。
ある博士が自分の娘の顔が怪我だったか何かでひどくなったので、街で娘を誘拐して顔を移植するというような話だったと記憶しています。
子供の頃にテレビ放映され、見てしまいました。
白黒映画なのでどぎつくは感じませんでしたが、そのような話が現実に近くなるとは、すごいですね。

このような顔の部分移植については、私の個人的な意見としては、本人の顔が変わることの問題や、ドナーのご家族も顔が残るとなると、気持ちが残ってしまう可能性が大きいでしょうし、正直なところあまり肯定的には思っていません。
しかし、機能障害などの問題もあり、状況によってはこれも適応になるのでしょう。

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2005.12.01  ウィルスの生き様?

最近、鳥インフルエンザが話題になっています。
最初は鳥に重篤な病気を起こすだけだったウィルスが色々と変異を繰り返すうちに人へも感染して症状を起こすようになってしまいました。
私はウィルス学に詳しいわけではありませんし、まったくの素人的な発想でのある考えを述べます。

私はウィルスの分け方として、着実なウィルスと破滅的なウィルスがいると思っています。
着実なウィルスとは、たとえば尋常性ゆう贅といういぼを作るウィルス、パポバウィルスやヘルペスなどの原因となるヘルペスウィルスなどです。
ただ、ヘルペスウィルスは乳児への感染では時として重篤な症状を出すことはありますが、成人での感染例では原則として致命率の高い感染症は起こさないウィルスと思います。

それらのウィルスに対してエイズウィルスやエボラ出血熱のウィルスなどは感染した人が死に至る率が高いウィルスといえます。

このようなウィルスを私は破滅的なウィルスと考えています。
着実なウィルスは宿主(感染した人)に対して致命的な影響は与えません。
長年に渡る慢性的な影響として何らかの症状を伴うことはあるにしても、直接短期間において症状を出すことはありません。
いわば共存を考えているウィルスです。

しかし破滅的なウィルスというのは宿主を最終的には死に至らす可能性が高いので、結果的には自分たちウィルスの生存をも否定しているような気がします。

そういう意味で不思議なのです。
最終的には燃え尽きてしまう運命を選んでいるウィルスです。
ひょっとしたら、このような破滅的なウィルスは存在することに意味があるというより、このようなウィルスが出現する事に意味があるのかも、と変な事を考えてしまいます。

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