院長の日記
2006.05.26 宴会においては先頭に立て!?
成14年1月4日の日記で、ネイティブアメリカンの言い伝えを書きましたが、最近また本を見つけました。「月に映すあなたの一日」という題名で、副題に「ネイティブアメリカンの364のことわざが示す今日を生きる指針」とあります。つまりネイティブアメリカンの言い伝え(ことわざ)が364も書いてあります。一つ一つが日常的であったりで分かりやすく、また面白く書いてあります。その中から面白いのを一寸だけ抜粋してみます。今回は少し長いですヨ。
1 われわれの大半は、自分の目に見えているほど、他人の目にもハンサムに見えているわけではない。 アシニボイネ
2 昨日のことで今日を消耗させてはならない チェロキー
3 もっとも偉大な力とは優しさである ホーデノショーニ
4 腹が減れば祈りは短くなる パイユート
※4は面白い表現ですね。腹が減るとは生活していくことにゆとりがないという意味でしょうか。そうなると「真の祈り」を行う事が少なくなるということですね。余談ですが、お祈りは、自分のことを中心にした要求の祈りは聞いてもらえないのだそうです。自分に対しては感謝の祈りだけで十分で、他人への幸せとか他人にとって良いこととなるための祈りが良いそうです。
5 二人の人間の間の友情は、どちらか一人の忍耐にかかっている 部族名不明
6 よい怒りはいつかは愛に変えることができる ラコタ
7 人生は娯楽ではなく神聖なつとめ ラコタ
8 人は最初から最後まで生き抜かなくてはならぬ。ほかの誰にもあなたの代わりはつとまらない。 ホピ
9 食事の前には食べ物に感謝する時間をわずかでも必ずとりなさい。 アラパポ
10 与えれば与えるほど、よきことがあなたには訪れる。 クロウ
11 われわれの最初の師は自分のこころ。 シャイアン
12 人生の四つの徳とは勇気、不屈、寛大、知恵。 ラコタ
13 愛が万物に宿る本物の神なら、神の名前などたいして重要ではない。 アパッチ
14 遊び方を知る者はいかなる障害をも飛び越える イヌピアット
15 神からの贈り物のうちで最高のもの、それが内なる平和と愛である。 テトン・ラコタ
16 子供たちを抱きしめることは聖なるつとめ 共通
17 われわれに耳が二つと口が一つ与えられているのは、少なくとも話すことの二倍は聞くことをしなければならないということである。 ホーデノショーニ
18 すべてこの世界にあるものは二つの顔を持つ。 パウニー
19 欲しい物に満足を求めるかわりに必要なもので満足せよ。 テトン・ラコタ
20 見た目のよい男というものが、ただ顔の造作がよいだけのこともある。 アパッチ
21 自分の家族との和を保つことができているのなら、それこそが成功というもの。 ユテ
22 笑顔が神聖なものであり、みんなと分け合うべものであることを、いかなるときも忘れてはならない。 チェロキー
23 忘れるなかれ、汝の子供らは汝のものではなく、創造主より汝に貸し出されたものであることを。 モホーク
24 私の後を歩くな。どこへ行くかわかっていないこともあるのだから。私の前を歩くな。私が君についていかないこともあるのだから。歩くときは横に並べ。さすればわれわれも一つになれるかもしれない。 ユテ
中には面白いのもあります。
25 敵が遠くにいるときは誰もが勇敢になる。 オマハ
26 宴会においては先頭に立て。戦闘においては最後につけ。 部族名不明
まさに処世術からうならせるものまでたくさんあります。
数多くの教えを短い詩のように書いているものとして、仏教では発句経というのがあります。
これに比べてネイティブアメリカンの教えは口頭で伝えられているのと、より生活感にあふれているため読みやすいと思いました。
ちょっとしたトリビア的話題にできるかもしれませんね。
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