院長の日記
2006.08.24 愛と死は隣どうし?
昨日、お通夜に参列して来ました。
実は娘の同級生のお母さんが亡くなられたのです。(-.-;)
奥様とも面識はありましたし、ご主人とはたまにですがグループで飲みに行ってカラオケを歌ったりした間柄でした。
奥さんは39歳の若さでした。
1ヶ月くらいの闘病生活はあったそうですが、ほとんど急です。
私もお通夜に出席して、自分の4年前を思い出しました。
葬儀ではいつも感じるのですが、ご家族をお見かけしてもホント言葉が出てきません。でも、むしろ実際には要らないかもしれません。
そういう時は、お互いの「気持ち」がすでに対面しているのだと思います。
お焼香でお祈りをする、ご家族に挨拶する、悲しみと向き合うその瞬間には、余分な言葉はいらないのでしょうね。
カウンセリングでは不要なことまでしゃべりすぎるとよく言われる?私ですが、それでもなんといってよいか判らなくなります。
「この度はご愁傷さまで・・・・・」であとは有耶無耶になってしまいます。
型どおりの言葉にはどうしてもできません。
ですから喪主として挨拶のせりふを覚えるのは、今から思えば大変でした。
この世の中で、お葬式のときほど悲しみのエネルギーで満ちている空間は無いんじゃないかと思います。
今回面白いことを偶然発見しました。(面白くないかもしれませんがご了承ください)
キーボードで、ローマ字で「死」を入力するときは、すでにお分かりと思いますが、(SI)です。
この(S)は左薬指で打ちます。
また、その左となりにある(A)は小指で打ちます。
実はダラダラとキーボードを打っていたら、間違えて薬指で(A)を打ってしまいました。すると(AI)と打ったことになり、変換で出てきた文字は「愛」でした。
「死」の隣に「愛」があるなんて、すごいと思いませんか。
日ごろは、私たちは「死」を意識的にも無意識的にも避けているようです。
お釈迦様も言われているように四苦の一つである「死」は苦、思い通りにはならないことなので、逃げたくなるんでしょうね。
しかし、「死」もいつかは身内の中に、知人を含めて自分の身の回りの人に、もちろん自分にも必ず訪れてきます。
最終的には「生」の中にいる間に、「死」とも面と向き合うことが必要です。
面と向き合うことができて、「生死」のセットで見つめて初めて「生」を実感できるというか、「生」を大事にしたいという気持ちが湧いてくるのでしょう。
「死」と向き合うことができれば、「運命」とも向き合うことができます。
今回は、一部くだらないかも?しれない部分もありましたが重い話でした。
奥様のご冥福を心からお祈り申し上げます。 合掌
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