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2006.12.18  ハウルから学んだこと

ハウルから学んだこと

最近は映画を見に行くことがほとんどありません。
大学時代はたくさん見に行ったのですが。

テレビで見ただけですが、最近良かったと思ったのは「ハウルの動く城」です。

何より画面が動く絵画のようで、構図、色彩、アニメーションすべて文句がありません。
他に何が良いと感じたのかを考えてみました。

主人公のソフィーの人生に対して前向きなところが好きです。沼地の魔女にのろいをかけられて、一瞬にして老婆になってしまってからですが、すぐに行動を起こしています。直後はうろたえていましたが。

普通の人だったら、部屋から一歩も出られずに引きこもってしまってもおかしくありません。
荒地で昼食を取るときも「歯は昔のままでよかったわ。」といいながら食べています。その時点での自分を、現状を受け入れているからこそ、このような余裕?が生まれているのでしょう。

主要な登場人物には、いわゆる本当の悪人がいません。
それぞれが一寸ずつわがまま?なだけです。
それと微妙な食い違い。
結局は戦争になりますが。
みんな、自分の信念で動いているようです。

沼地の魔女も、自分にのろいをかけたのだから怨んでもいいのに、ソフィーは受け入れます。ここもすごいですね。

ハウルの弟子の男の子も、突然城にやってきたソフィーを受け入れます。みんな自分の人生を受け止めているんですね。

最後にソフィーがのろいが解けても白髪のままというのも妙に納得しました。
宮崎監督はラストにソフィーがまったくの黒髪に戻ってしまうのはよくないと考えたそうです。

このソフィーの白髪は、この物語のいろいろな出来事を通してできた心の傷の痕の象徴と思います。

誰だって子供の頃に転倒してできた傷痕っていろいろと残っていますからね。
心だって傷ついたあとに傷痕があってもおかしくない、ていうかあるはずなんです。

でも、おかげでソフィーはこの物語の中で素晴らしい成長を遂げました。


投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (13:14) | PermaLink
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