院長の日記
2007.05.22 「非以心伝心?」も楽しみの一つ
このような公開する日記を書いていていつも思うのですが、自分のためでありながら、余所行きであることも意識しています。
ですから、本音の領域までは書いていないことがまだまだ結構あります。
やはり、メールや日記などでメッセージを伝えるということの限界、難しさを感じています。
本当に書きたいことであっても、読み手にとってきついかな、言い過ぎかな、と思うことはどうしても避けてしまいます。
ですから、単なる文章だけでは伝えられない、伝えていないことがあるのです。
私を知っている人と、面識のない人ではわたしの日記の受け取り方に違いがあると思います。
たとえ微妙なニュアンスが内容に影響する場合でも、会って話をしていれば分かってもらえる可能性は十分あります。
まあ、逆の場合もありえるでしょうが、会えば、表情、言葉遣い、イントネーション、音量、身振り手振りなどいろいろアシストしてくれるアイテム?があるからかなり伝えやすいです。
それによって「空気」も読んでもらえるので、言外の言葉が通じ易くなるのです。
しかし、メールで単に書くと誤解を招く可能性は高いかもしれません。
用件をダイレクトには言わないでおきながら、読み手に空気を読めと言うのですから、私も典型的な日本人です。(^_^;)
アメリカでは住めませんね。
そんなことを考えていて思い出したことがあります。
一寸マニアックな分野のことですが。
松田道弘さんというアマチュアですが非常にマジックに精通されている方が、著書に書かれていたことです。
それは、うまく伝わらなくても良い、というか「それもありじゃん」、関西風にいうと「それもええやん」というような考えです。
マジックのタネも最近はDVDなどでビジュアルに分かるのですが、昔は本しかありませんでした。
そのため目で見ればすぐに分かる動作も文章にするため、非常に分かりにくいものでした。
そんな努力の中で会得していくわけですが、時に読み手が説明の文章を勘違いしてしまう場合があるのです。
その場合、だいたいはうまく行かないのですが、逆に結構それでもうまくいく場合があるのです。
つまり、その勘違いから期せずして新たなバリエーションが生まれることになります。
そこからそのマジックが発展していくのです。
まさに偶然が新たな運命を作るというセレンディピティの世界です。
相手が何を感じるか得るのかは、話手には分かりません。
ただ、そこに新たな展開ができるということです。
となれば、新たな展開を楽しむこともありじゃないかって感じます。
アンジャッシュのコントのようになっても楽しいかもしれませんよ。
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