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院長の日記

2007.06.19  井の中の蛙

「井の中の蛙 大海を知らず」はよく利用されることわざです。



了見の狭さや驕り、専門バカへの批判ですが、対句があることを知っていますか。

「井の中の蛙 大海を知らず  されど空の青さを知る」といいます。

10年以上前に読んだことがありましたが、ふと思い出しました。 前の句だけですと、ただの批判で終わってしまいますが、対句があることで意味合いががらりと変わってしまいます。

たとえ狭い範囲にしか住めなくとも、専門の分野や一つのことを深く追求する、極めることができるという解釈が一般的です。

井戸は、その時の活動範囲や技量、精神面の狭さや限界を象徴していると思います。

それは自分ではどうしようもない狭さかもしれないし、自分では気づいていない狭さかもしれません。

私はこう解釈しています。

現実的に狭い限られた範囲でしか生活できないと思っている人でも、 たとえ学問的に能力的に自分を過大評価している人も、 学問的に能力的に自分を過小評価している人も 自分の立っているところの狭さにも気づいていない人でも、

その人がその時に立っている所から 「空の青さ」という真理を見ることができる、つかむことができる、すでにつかむチャンスは与えられている、というふうにです。

対句の存在が本当かどうかは知りませんが、たとえ嘘でもいいのです。

対句のあるおかげで蛙にも「救い」があるのです。

井戸の中から、外界をうらやましく思う必要はありません。

井戸の中なら、井戸の中でもいい。

そこで生ききることからも、学ぶことができる。

てなことを書いていて、なにげに「井の中の蛙」で検索したら出てきました。

テレビドラマで言っていたんですね。知りませんでした。 (^_^;)

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/mory/page/other/inonakano.html


投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (10:20) | PermaLink
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