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院長の日記

2007.11.01  自分の中の他者

今読んでいるのは、パウロ・コエーリョの「」ピエドラ川のほとりで私は泣いた」です。

この中に、興味ある寓話が載っていました。

本当は最後の言葉を書きたかったのですが、その寓話を書きます。

ある男が成功して金持ちになりました。 そして旧友たちと話をします。

何故、成功したのかと聞かれて、彼は自分はほんの数日前まで他者を演じていたことに気付いたということを言いました。

 

「他者って何者ですか」

「他者とは私に、私自身ではなく他のものにならなければならないと教えていた存在のことです。

年取った時に飢死しないですむように、できるだけたくさんのお金をためるにはどうしたらよいかを考えるのが我々の義務だと、他者は信じているのです。 だから、私たちはいつもお金の事や、お金を稼ぐことばかりを考えていて、その結果、地上で過す日がほとんど終わってしまった時になって、やっと自分が生きていることに気付きます。

でも、その時にはもう遅すぎるのです」

 

「今、あなたは誰なのですか」と旧友が聞きます。

「私は自分の心に耳を傾ける人、つまり人生の神秘に魅入られた者の一人に過ぎません。つまり奇蹟を信じ、奇蹟が引き起こす喜びと情熱を味わっている者です。

失望していることを恐れ、私たちを動けなくしているのは、他者に他なりません」

 

「でも、人生には苦しみがあるのでは?」と別の旧友が聞きます。

「(略)それを避けることはできません。でも自分が何のために戦っているのか知りもせずに負けるよりは、自分の夢を実現するために戦いのいくつかを失う方がずっと良いのです」

 

「それだけですか」

「そうです。それだけです。 このことを学んだ時、私はこれまでずっと自分がなりたがった人になることができました。 他者は私の部屋の隅っこに立って私を見ています。でも、私は決して他者を私の中に入らせるつもりはありません。他者は、将来のことを考えないのは危険だぞ、と私に警告して、私をいつも脅してはいますがね。

自分の人生から他者を追放した瞬間から、神聖なるエネルギーが奇蹟を行い始めたのです」

 

私は大いに感じるものがありましたが、いかがですか?

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (11:47) | PermaLink
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