院長の日記
2008.02.06 「今」を「楽しむ」
ちょっと、「プレッシャー」について考えてみました。
一番プレッシャーを感じる時は、どんな時でしょうか。
ある状況で何か対応しなければならない時に、その対応が自分の技量と判断力で十分まかなえる時は問題ないのですが、「自信がない時」や「微妙な時」は重圧を感じてくると思います。 (ホントにこの「微妙」という言葉は便利ですね) 他にも「面倒くさい」時などもあるでしょう。
プレッシャーは辞書では「精神的重圧」と書いてあります。
では重圧は?というと「強い力で押さえつけること。
また、その力」 何故、「強い力」が生まれるのでしょうか。 力は辞書ではたくさん意味が出ていますが、今回関係するものでは「ほかに働きかけて影響を与えるもの」があります。
ではその力の源は何でしょうか。
今回のテーマは、書き出せば膨大な量になってしまうので、あえてごく一部のことを書きます。
この源は複数有ると思っていますが、その一つに「比べる」があるのではないかと考えています。
「今までの自分」と「この結果を迎えている自分」を比べている。
そこに、自分の中で意味のある「得」や「損」を先に考えてしまう。
「得」を考えると、力が入りすぎる。
「損」を考えると、あえて頑張るという「やる気」がなくなってしまう。
その結果として、日ごろの自分ではなくなり、「別人」のような結果をもたらしてしまいます。
どこまで重圧に変換するかは、個人の感じている「増幅器」によって異なってきます。
さらに、「その結果」という「責任」を背負いたくないという気持ちにまで発展するかもしれません。 「気」がその場から逃げちゃいます。
その気持ちはよくわかります。
この「そこから、どう対応するの?」が人によって違うわけですね。
このプレッシャーへの対応もいろいろあるでしょう。
よくあるのが、高校野球でみられるものです。
別の「比べる」を利用します。
「自分はこれだけの練習をしてきたのだから」という「過去の自分」の一例を出してきて、重圧に対抗します。
一般的な対応では、この「過去の自分」を引き出す方法が多いのではないでしょうか。
ここからは私の考えですが、この過去を引き合いに出すことにも限界があると思うのです。
相手のいるスポーツの場合、「向こうもよく練習しているのだろうなあ」とか「自分よりも強そうだ」なんて考え出したら、「過去の自分」も絶対的なものではなくなってしまうからです。
「過去の自分」を利用しても、効果があるのは少しです。
「これからの自分」は結局「これからの自分」です。
となると、どうしたらよいか。
仮説としてのキーワードは「今」だと思っています。
「線」にせずに「点」にしてしまう。
点にしてしまえば、その瞬間は「やる気」の成分だけになれます。
火事場の中にいるときには、「力み」も頭の中にはないと思うのです。
それから「楽しむ」でしょうか。
それを知るものは、それを好むものに如かず
それを好むものは、それを楽しむものに如かず
言い換えれば、「過去」を好むものは、「今を楽しむ」ものに如かず でしょうか。
何とか、その瞬間を「楽しめる」ようになりたいものです。
気がつけば長くなっていました。 時間をとらせてすいません。
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