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院長の日記

2008.03.06  自分に合った仕事?

最近は、養老孟司先生の著書にはまっています。

書かれていることがすんなりと入ります。

 「超バカの壁」という本の中で面白いところがありました。

「自分に合った仕事」なんかない、という内容です。 ちょっと抜粋します。

 

どうも現状に満足しておらず、何かを求めている人が多いらしい。

(中略)

働かないのは「自分に合った仕事を探しているから」という理由を挙げる人が一番多いという。これがおかしい。二十歳やそこらで自分なんかわかるはずがありません。

(中略)

仕事というのは、社会に空いた穴です。道に穴が空いていた。そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる。ともかく目の前の穴を埋める。それが仕事というものであって、自分に合った穴が空いているはずだなんて、ふざけたことを考えるもんじゃない、と言いたくなります。 仕事は自分に合っていなくて当たり前です。私は長年解剖をやっていました。その頃の仕事には、死体を引き取り、研究室で解剖し、それをお骨にして遺族に返すまで全部含まれています。それのどこが私に合った仕事なのでしょうか。そんなことに合っている人間、生まれつき解剖向きの人間なんているはずがありません。

そうではなくて、解剖と言う仕事が社会にある。ともかくそういう穴がある。だからそれを埋めたと言うことです。

(中略)

社会、仕事とはこういうものです。いいところもあれば、悪いところもある。全部あわせてゼロになれば良しとする。

(中略)

合う合わないとかいうよりも大切なことは、いったん引き受けたら半端仕事をしてはいけないと言うことです。

(中略)

「秀吉の草履取り」は、豊臣秀吉の頭の良さを表すためのエピソードだと思われるかもしれませんが、そうではありません。本気でやることの大切さを教えているのです。秀吉は本気で草履取りをやった。

始めから本気でやれば、あそこまで偉くなれるという話しです。だから本気で仕事をしろと教えているのです。

 

以上です。 別にこれが真理だと断定するわけではありませんが、この内容で何かを、ヒントをもらったという人もいると思います。

道元禅師が書いていますが、仏教も超無茶苦茶簡単に一言で言うと「ちゃんと生きろ」ですもんね。

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (12:08) | PermaLink
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