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院長の日記

2008.03.08  アンチ・エイジングが「アンチ」でないとすると

前日の続きです。 

アンチ以外にアンチ・エイジングと類する内容を意味する適切な言葉はないのでしょうか。

 
話は変わりますが、私が大学を卒業してすぐに入った医局は整形外科でした。

もう25年以上も前のことになりますが、その頃のことに実は「キー・ワード」があったのです。

その整形外科は街中の総合病院で、整形外科の中で専門ごとに別れて診療をしていました。そして、部長先生は病院長も兼任されていましたが、専門的には「外傷」を担当されていました。整形外科領域で外傷を扱うということは、骨折を扱うことになります。

その部長先生が骨折を整復してギプス固定をしたあと、レントゲンで確認する時に良く使う言葉がありました。

「よし、これでアクセプトしよう」です。

 

このアクセプト(accept)ですが、意味は受け(入れ)る, 受け取る,受諾する, 応じる,容認する、という意味です。

先生の技術は素晴らしかったので、治療結果は勿論良いのですが、言葉の意味からいうとすべてを受け入れるということになります。 

先生は「この状態、結果を受け入れよう」という意味で言われていたのだと思いますが、このアクセプトという単語は、「アンチ」の代わりとして私のイメージにピッタリ来るのです。

 

という訳で、アクセプトの形容詞であるアクセプタブル(acceptable)が候補になりました、というか「これしかない!」という感じです。

これで私の中でのエイジングに対するフレーズが出来上がりました。

 

アクセプタブル・エイジング」です。

直訳すれば「容認する加齢」です。

 

ちなみに「適切な」という意味では、他にもスイータブル(suitable) という形容詞があります。

意味は「適当な、好都合な 、似合う」です。ただ、suitという名詞には、「都合が良い、適合する」という意味のほかに名詞では「訴訟、告訴」という意味があるので、ちょっとひきました。なんかいやですね。

他にも、フィット(fit)という単語があります。これは、「適当[至当]な、適した、適任の、健康な」という意味があるので良いと思うのです。

ただ、「フィット・エイジング」では、発音がなんとなくしっくりしないという気がします。

 

ということで、私の中では「アンチ・エイジング」に代わる言葉は「アクセプタブル・エイジング」に独断的に決定しました。

(^_^)v

 

このアクセプタブル・エイジングの意味は次回に書きますが、大事なことですので先にちょっと言っておくと、単に「そのままがいい」とか、「諦めろ」という意味ではありませんよ!

 

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (09:25) | PermaLink
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