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院長の日記

2008.03.10  「あるがまま」と美容との折り合い

「あるがままでいいんだよ」という考え方ですが、私は、これは基本的に「今、悩みなどを持っていて不安な気持ちが強い人」にとっての一種の治療薬のような言葉と思います。

たとえば、他人と自分を比べることで強い劣等感を持っている人 や自信をなくしている人は、幻であるにもかかわらず自分が作ってしまった基準より自分を下に置いています。

そういう人に対して、「比べることはないんだよ。自分は自分でこの世に一人しかいないかけがえのない存在なんだ。そのままの自分に自信を持ってください。 」というメッセージをこめての言葉と思います。

いわば病気の人に治療薬を投与するようなことです。そう理解することで、気持ちが楽になる人への薬です。 

すでに日ごろから「あるがまま」 に生きられている方は、おそらくこのような悩みは持たないはずです。ですので、そのような方には「あるがまま」というメッセージは不要なのです。

ちょうど健康な人に薬が必要でないのと同じです。 

 

それから、この「あるがまま」とはどこまでの範囲をさしているのでしょうか。

実は、この解釈が美容との折り合いをつけることになるのです。

私は、「あるがまま」とは身体のみのことをさしているのではなく、その身体に共に存在する「心」もさしていると考えます。つまり「あるがままの心でいいんだよ」ということです。

ですから、もしも今の自分の身体について悩むことがあってそれを治したいと思うのなら、その心に起きたその思いもあるがままでよいと考えるのです。

ということは、もしもシワを治したいと思う人はそうすれば良いし、頬のたるみの治療をしたい という方は、ご自身の方針に合った手段を選べばよいのだと思います。

つまり、「あるがまま」という考え方も美容的な治療を受けたいという気持ちも共存できるということになります。

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (10:15) | PermaLink
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