院長の日記
2008.04.26 姿勢と心のあり方
姿勢や立居振る舞い、動作が心に及ぼす影響は非常に大きいと思います。
逆に言うと、姿勢を意識することで心にもよい影響を与えることができます。
私の中での仮説ですが、あながち荒唐無稽な話ではないと思っています。
まずシャンとまっすぐに歩くことです。
これを意識していくことで、目的意識を明確にすることができると思います。
イチローやタイガー・ウッズの歩き方って、本当にシャンとしていますね。
逆に、野球の日本代表チームの監督である星野さんですが、中日の投手だった現役時代は背筋がまっすぐだったように記憶しています。しかし、最近は若干ですが猫背気味の感じがします。
これはやはり、ご本人の責任感からも、かなりのプレッシャーを背負われていることが原因と勝手に思っております。くれぐれも健康に気をつけていただきたいです。
それから、足の向きですが、がに股や内股になっているようなら、まっすぐに足の長軸を歩く方向に向けるように意識して歩きます。 膝のお皿を歩く方向にまっすぐ向けるようにすれば、足先も向きます。
がに股は、その性格がどちらかというと外向的な傾向を意味していると思います。逆に内股は性格が内向的な傾向を表していると思います。「外面が良い」や「内弁慶」は、その代表例です。
また、O脚の人は膝の内側を寄せて歩くように意識します。O脚はがに股に関係が深いです。一方X脚は内股に関係が深いです。
逆にX脚の人は膝の間に柔らかい枕を意識して歩きます。
足先の向く方向の意味ですが、目的に向かっていくプロセスでの性格的な傾向を意味していると思います。歩く時の真正面、つまり前方が「目的」に相当します。
これはできれば歩く時の「前方」である正面に対してまっすぐ足先が向く「ニュートラル」が良いのではないでしょうか。
このように足先の方向を意識して、目的意識をぶれないようにします。
足の裏に感じる重力ですが、足の裏のどこか局所にかけるのではなく均等にかかるイメージが良いと思います。 もしも局所的にかかるとしたら、土踏まずからかかとの辺りが重要です。
身体のあり方を意識すれば、脳が活発化します。
そして心にそのあり方をアウトプットします。
それにしても、人間の脳は余計なことを考えさせますね。f^_^;
だから今の社会ができているのですけど。
2008.04.25 心と身体
今日はダブルで書いています。
心と身体 この二つは非常に密接な関係であり、二つで一つです。
一つであり二つ
半分だけど全部、全部だけれど半分
切り離しては考えられない。
その身体があるから、その心がある。
その心があるから、その身体がある。
しかし、捉え方は様々なようですね。
所で心と体とではどちらが優位なのでしょうか。
対等なレベルなのでしょうか。 身体を動かそうとする意思は心側にあります。
しかし、その心に知覚をおくるのは身体側にあります。
言い換えれば現場と本部の違いでしょうか。
現代人はどうも心側に重きを置いているようです。
私を含めてですが、どうも心が欲することを優先し、身体にその内容について従わせています。
どういうことかというと、夜更かし、深酒、喫煙、肥満、やせ、その他の自虐的行為など身体に無理を強いることを、わかっていてもしてしまうという傾向が有るからです。
昭和の時代は、「わかっちゃいるけどやめられない」と歌った人もいるくらいですから。
私が最近強く思うことなのですが、もう少し身体側の言い分も聞かないと、と思うのですね。
よ~く耳をすましていると、何か言っていると感じるのです。
「現場のことも考えろ」と、織田裕二のように(たとえ似ていなくても)叫びましょう。
レインボーブリッジを閉鎖してはいけません! (^_^;)
2008.04.25 満点は玉虫色
人間が決める「満点」はいいかげんなものだと思っています。
何を持って「満点」というのかが曖昧なこともあるからです。
そう思ったのは、かなり古い話ですが1976年のモントリオールオリンピックで、体操のコマネチが10点を連発した時です。
私は、自分の定義からは「完全、完璧は存在しない」と思っています。
人間のすることだから、どこかにたとえ細かいことでもミスというか問題点はあるものだと思っているからです。
ただ、「限りなく満点に近い」という状態があるとも思っています。
これも私が医者として駆け出しの頃のことですが、ある先輩の先生の手術についていた時のことでした。
皮膚を縫っているときに、糸が切れたのです。
その時に先輩の先生は「くっそ~、完璧だったのに」と言ったのです。
その頃の私は「ふ~ん」と何も感じずに、そんなもんなんだなあと思っていただけなのですが、今では私なりの考えがあります。
それは、「もしもその縫合が完璧だったのなら切れなかったんじゃないの?」という考えです。
でも、完璧に近かったとは思っています。すごく上手な先生でしたから。
私は根本的に「100%という状況は無い」という考えですので、逆に言うと「どんなに低い確率のことでも、起こるときには起こる。」とも考えているのです。
そういう考え方ですので、「このホクロは1回で取れますか?」と聞かれても「必ず1回で取れるとは限りません」と言ってしまいます。
大まかな目安としての確率みたいな表現はできますが、降水確率と同じですね。
これは、誤解を招くことがあるかもしれませんが、実は私なりの誠意なのです。
(^_^;)
2008.04.18 個性という作品
その人の顔、身体、立居振る舞い、全てがそれまでその人が出産というスタートから、その人なりに経験してきたこと全てによって積み重ねられた集大成であり、言い方を変えれば一つの「作品」です。
これを「個性」といいます。
これは、完成することがあるのでしょうか。
そう考える以前に、「完成」が何を意味するのかを考えないといけませんね。
人によっても「完成」の定義は違ってくるでしょう。
私自身、自分の定義からは「完成」はないと思っているほうです。
この作品は、どんどん形が変わっていきます。
途中で良い様に感じていても、悪く感じてしまうかもしれないし、逆に悪いと思っていたことが、結果的に良かったりします。
とりあえず、死ぬ直前がその人の集大成としての作品という事でしょうか。
大切なことは、その時にその形がどんな作品であっても、それを受け止めることでしょうね。
そしてその時までやっていくことで、私が重要だと思っていることは「焦らない」事です。
兎角、現代の多くの人間は結果を早く求めたがり、急ぎたがる傾向がありますからね。
これからしばらく、日記で心と身体のことについて書きます。
ちょっと考えが溜まってきたもので。(^_^;)
2008.04.09 桜とツツジ
桜の花の魅力について私なりに考えました。
前から、何か他の花と違う気がしていたのですが、ふと気がつきました。
普通、一般的に子供が木を描くとしたら、木の幹を描いて、枝を描いて、葉を描きますよね。 ところが、桜には花が咲いている時には「葉」がないのです。
(・_・)エッ....?
「そんなの当たり前じゃ」と言われれば、それまでですが、これがみんなに感銘を与えるインパクトの要素の一つと思います。
まったく葉のない枝に、冬の間に貯めていたエネルギーをバァーっと一気に吐き出す感じです。
そこに、華麗さと同時に刹那的なはかなさも感じさせるのでしょう。
「これからあったこうなるで~。みんな、シャンとしいや~」とハッパ?をかけます。
一方、これから5月にはツツジやサツキの花が咲く季節になります。
もっとももう咲いているところもあるでしょうね。
ツツジの花は、いわゆる「フル装備」の花です。 だってちゃんと葉が茂っていますから。
「赤」と「緑」のコラボは、鮮やかさと芳醇さを感じさせます。 たくさんあると圧巻ですが、桜の花とは違う魅力です。
桜もツツジもどちらも素晴らしい。
これがまさに「柳は緑、花は紅」ということですね。
2008.04.08 「使い込む」派と「先見の明」派
「使い込む」派と「先見の明」派についてです。
勝手な命名なので、わからないですね。f^_^;
医者の中でも、この傾向があるように思っています。
「使い込む」派は、お金ではありません。(^_^;)
今自分が使用している医療器械を使いこなすことです。
当初の使用法以外にも何か応用できないかと言うことを常に考えています。また、従来の使用でもコツというかより有効なやり方を考えます。
これは医療機器だけでなく、埋没法などの手術手技も同じです。
私自身はこのタイプです。
一方、いろいろな器械や術式に目を向けることが好きな先生もおられます。
別に気が多いという意味で行っているのではなく、「先見の明」的能力がより抜きん出ているという意味で使用しています。
美容に関する医療でもここ数年でもいろいろな手技や器械が市場に出ています。しかし、その中にもいわゆる「もひとつ」であったりするものも少なくないと思っています。
中には本当は良いのだけれど、現時点ではまだ理解されていなかったり、マニュアルが確立されていないなどが原因で流行らないものも含まれていると思いますが、「先見の明」派はこの嗅覚が優れているのです。
医療に詳しいだけでなく、ビジネス感覚も必要かもしれません。
私も少しはこの嗅覚があると思っていますが、どちらかというと使いこなす方が性に合っています、というように思っています。
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