横浜FCクリニック形成外科

トップ院長の日記>(愚者+賢者)=?

院長の日記

2008.07.09  (愚者+賢者)=?

なんか数式のような表現です。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というのはビスマルクの言葉だそうです。

しかし実際のところ、ビスマルクは「政治家の仕事は歴史から学び、それを今の政治に生かすことだ」といっただけで「愚者は経験から学ぶ」とはあとからつけたされたのだそうです。

歴史から学ぶことは難しいと思います。

なぜならそれが適切な道かどうかまではわからないからです。

 

私は個人的にはこの言葉が好きなほうではありません。

かといって、嫌いというわけでもありませんが。

ある一面しか表現していないと思うからです。

 

人間の行動なんて、そんな簡単に割り切れるものではないと思っているからです。

 

この「賢者」は現代風に言えば、いわゆるマニュアル人間にもなりかねません。

経験することを愚者と呼んでいますが、誰でも最初は経験しないとわかりません。

時には、痛い目にあわないとわからないことだってあります。 

 

勿論、殺人や傷害など経験してはいけないことがありますから、それを「賢者的に」学ぶことは必要だと思います。このようなことを行えば、これは勿論「愚者」です。

 

個人的にですが、この言葉のあとに補足したいのです。

生意気なことであり、罰当たりであることは重々承知しております。

 

「あるときは愚者になり あるときは賢者になる

それを学ぶのが人生である 」

 

「経験」も大切、「歴史」も大切ということですね。

人間はだれでも(愚者+賢者)だと思うのです。

その割合に個人差があるのでしょうね。

まさにブレンドコーヒー?です。

 

前にも書きましたが、サマセット・モームが彼の回想録「サミング・アップ」で似たようなことを書いています。

 

「人間について、もっとも私を驚かせたのは、彼らが矛盾に満ちているということだ。首尾一貫した人間など、ただの一人もお目にかかったことはない。

まったく相容れない諸性質が同一人物の中に存在し、それでいて、もっともらしい調和を生んでいるのには驚かざるをえない。」

 

ここにつながっちゃったんですね。

 

もっとも、私自身は日ごろから愚者とか賢者とかはあまり考えていません。

愚者にしても、賢者にしても、なにをもってそう判断するのかという推し量るものは何もないからです。

(^_^;)

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (10:13) | PermaLink
コメントを投稿する

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。

TrackbackURL :