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院長の日記

2008.11.05  うちの子いい子だもん

昔私が勤めていた病院での話です。

外来にいた看護師の方は、同僚との会話で息子さんの話になると、いつも「うちの子、いい子だもん」と言われていました。

でも、その息子さんですが同僚の看護師さんたちの話では評価はイマイチなところもあったみたいで、暴力事件など警察沙汰もあったそうです。

ただ、その一件も友人を助けるためだったそうで、正義感の強いお子さんだったともお聞きしました。

 

私は、むしろその方が母親として子供を信じているその態度に感心したのです。

私から見ていても、別に子離れできていないとか、お互いの依存がつよいというわけでも決してないのです。

 

「私は母親として、最後の最後まで子供を信じてる」でした。

 

私も、今ではこの言葉を心の中でよく使います。

決して「私にとって都合の良いことをするだけの子供」、「世間的に良い子」という意味ではありませんよ。

 

休みの日はダラダラと寝ていますが、「うちの子いい子だもん」

ゲームばっかやっていても、「うちの子いい子だもん」

兄弟喧嘩ばっかりやっていても、「うちの子いい子だもん」

 

禅で「日々是好日」という言葉があります。

これは単に「毎日が良い日なのだ」というだけではないと思っています。

「たとえ何が起ころうともそれを受け止めなさい、災難があってもね」という決意なんだと思っています。

 

良寛さんはこう言っていたそうです。

「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候。死ぬる時節には死ぬがよく候。これはこれ災難をのがるる妙法にて候。」

災難にあわないためには、災難の渦中にいればよいというのです。

ここまでの決意を持つのはすごいですね。

 

まあ、微々たるレベルですがそれにちょっとだけ近いかなって感じです。

何とかなりますよ、と思いたいです。

 

誰でも苦しい時はある、もしくは来ると思います。

その時に、その苦しみすら味わうことができるとなると、おそらく「苦しみ」ではなくなるのでしょうね。

私はまだまだそれすらわかりませんが、最近のニュースでの小室さんのことを聞くと、なんかそう思うのです。

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (13:05) | PermaLink
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