横浜FCクリニック形成外科

横浜FCクリニック形成外科院長の日記

2008.12.25  和顔愛語

禅宗でいわれている言葉です。

和顔愛語(わげんあいご)と読みます。

穏やかな笑顔とやさしい言葉、思いやりのある言葉は、人間社会で必要なことだというのは当然なのですし、私も日常の中で努めるべきことだと思っています。

しかし、私自身がどこまでできているかは疑問ですが。(^_^;)

 

一方、通勤電車では逆に眠顔?や苦顔?が流行っています。

もっとも一人で和顔も、一寸退かれますか。(^_^;)

 

「笑う」ことについては、進化上色々な説があると思いますが、ユニークなのがあります。

草食動物は、肉食動物から身を守るために群れを作って暮らしていました。

そして寝るときには見張り役がいます。その見張り役が敏感に反応しすぎて、襲われる心配の無い時にもみんなを起こした場合に、「ごめんね~」的な鳴き方をするそうです。その筋肉の使い方がルーツだというのです。

真偽はわかりませんが、全例ではなくても、まあそういうこともあっただろうと思っています。

 

これは、「感情」という定義にもかかわる話になりますね。

「感情」というと、いわゆる喜怒哀楽を連想すると思いますが、人間以外の動物の場合は、仲間にある特定のメッセージを伝える時の伝え方の強調の仕方というか、微妙な強弱も含めているのではないかと私は理解しました。

ですので、私も人間の有する感情とは違うと思いますし、学者も違うだろうと言っています。

ただ、言葉で表現する場合には、大きな意味でこの「感情」という範疇に入れたのではないでしょうか。

 

それから解剖学的にも、感情の中枢である大脳辺縁系は爬虫類にもあります。

ですから人間の言う「感情」のベースがあると言う類推は無理ではないはずです。

しかし、実験による証明が難しいのだと思います。

こう書いているときに、面白いページを見つけました。http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3981171.html

このテーマを複数の人がコメントしています。

ある程度高等の動物には、少なくとも感情の原型はあるのではないかという意見が多いですね。

これを観ていると、動物に感情があるかないかという問題も、例えば「あの世」とか「天国、極楽」があるのかないのかという疑問と似ていると思います。

その動物から直接聞くことができないのですから、その行動などから間接的に判断するしかないのです。

それをどう考えるかです。

結局は「人間以外の動物に感情があるのかないのかという問題は、推論までしかできない」ということになると思います。

私は、発生学上から「感情」の原型はあると思っています。

 

和顔愛語から、進化に関する生物学になってしまいました。f^_^;

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (09:57) | PermaLink
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