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横浜FCクリニック形成外科院長の日記

2009.01.17  無人島で役立つ学問、ってか?

「数学ができても、無人島に行けば何の役にも立たない」

この言葉は実は私が中学生の頃、数学を教えている某先生が言った言葉です。

 

私は、この先生は自分の仕事に何の意味も持てないのかと幻滅しました。

確かに数学自体は無人島では役に立ちませんが、それはあくまでも表面しか見ていないコメントだと思うのです。

数学の意味は、「ある理論を利用して考え方を進める方法を学ぶ学問」だと思っています。

だから、数学を学んでいけば、色々なことを考える時に役立っているのです。ただ表には出てこないだけなんだと思っています。

 

それをいうなら文科系の学問だって同じですよ。

経済について詳しくたって無人島に行けば直接は役に立ちません。

例えば経済学は、人間社会に生きていくためには必要なルールを学ぶのです。 これがわかっていないと、具体的にはお金の使い方をわかっていないと、人間社会では暮らしていけないことと同じです。

 

この人間社会で役立つものと、自然界で役立つものを混同してまとめようとする考え方がそもそもおかしいと思うのです。

 

もしも不要な学問であれば、もうすでに存在していませんよ。

2000年にも及ぶ人間社会で発生してきたからには何か意味があるのです。

 

それから一寸話をずらしますが、ホントは全ての学問は重なり合っていると思うのです。

なぜなら全ての学問が、大きい意味で人間社会で生きていくためには必要だからです。

だから「一即全」です。

そのため、学ぶ内容が一部ダブってしまいます。

 

例えば社会科では、「地理」を学ぼうとしたらやはりその「歴史」を知ることが必要になるし、「地学」の知識も必要になります。「理科」で学ぶ科学の発展もその時期に究明されたこと自体が、やはり環境や歴史にも影響していたはずです。

「英語」であれば、その国の歴史や風習、「文学」、「経済」もある程度学ぶことになりますよ。

だから、本来は区分けなんてできないと思っています。

 

たとえ小さい範囲から始めても、やりだすときりがないんです。

でも、一緒くたにすると教える方も大変だから、とりあえず分けているだけなんだろうと理解しています。

 

それから、逆に一人ひとりが全てを学ぶ必要も無いと思っています。

やりたければそうすればよいですが、おそらく無理ですよ。(^_^;)

その社会の中で一部の人たちが深く進めていけばよいのです。

その力が、他の人たちを引っ張っていきます。

 

でも最低限、存在する意味はあると思うのです。

投稿者 横浜FCクリニック形成外科 (09:21) | PermaLink
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