横浜FCクリニック形成外科

横浜FCクリニック形成外科院長の日記

2010.01.20  末吉

今年も1月2日に地元の神社に子供たちとお参りをして、恒例のおみくじを引きました。

今年は「末吉」でした。

末吉ってなんか、大吉や小吉とくらべても非常に現実的ですよね。

「今は良くないけど、精進していれば良い事があるよ」って まさに玉虫色のお言葉です。f^_^;

まあ、いいんです。ある意味でお遊び、シャレと思っていますから。

だいたい、神様に要求するなんておこがましいんです。

結局「今活きているありがたさ」を感じていないから、要求してしまうんですね。

まずは、感謝です。 「ありがとうございます」で気に障る神様はいないでしょう。

対人間では、さらに「お互い様」を追加しましょう。

今の社会では、かなり希薄な言葉です。

バンバン使って濃度を上げましょう。

閑話休題

岡山の方で今もある「黒住教」の教祖、黒住宗忠という方は、いつもお祈りのときには、神様のお体を気遣う事を言われたと本で読みました。

私もお祈りをするなら、かくあるべきと思っています。

この方が歌われた「何事も有難いにて世に住めば、向かう物事有難いなり」はなるほどと思いますね。

望みを神様にお願いして、自分もそうなるように精進するという場合は、あまり強く思いすぎると結局は現実の否定になってしまいますから、注意が必要ですね。

2年前にアニメ「ケロロ軍曹」で、主人公たちがおみくじを引いたときに「微凶」と言うのがでてくるというストーリーがあったと記憶しています。

なんか微妙な面白さを感じました。

だったら、「微吉」くらいはあっても良いと思いますね。

私がおみくじ作るんなら、ふんだんに作っちゃいますけど。f^_^;

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2010.01.15  脳の本

今は脳に関する本が多いですね。

まあ、著者も同じ方だったりしますから、色々見ていると今の傾向がわかります。

昔、ブッダが弟子の一人から「あの世はあるのでしょうか?」と聞かれて、「そんなことは考えるな。今目の前のことをせよ」と応じたと聞きます。

その「あの世」のことをふんだんに取り入れていったのがいわゆる宗教です。

昔は、そういうことをある意味本気で考えているのは宗教しかなかったから、宗教に多くの人が進んでいきました。

今の人たちでは、そういう方面に向かうことに抵抗を感じる方々が多いと思います。

しかし、やっぱり気にはなるんですね。 死後のこととか、あの世とか、魂とか。

だから数年前は、スピリチュアルに関する本がたくさん売れました。

ただ、今も売れていると思いますが、数年前よりはブームではないようです。

テレビ番組でその様な主旨の番組を扱うことがほとんどなくなりましたから。

 

今の脳関連の本が売れているということは、その様な経過と関係しているんじゃないかって思うんです。

精神的な世界に惹かれていった人たちのうち、何割かの人たちが今の脳研究書のブームを作ったのではないでしょうか。

「見えないもの」を信じる、頼る、すがるということに結局抵抗を感じた人たち、理解できない人たちにとってわかりやすいもの、つまり実際に脳の中にある「意識」に関心が移ったのでしょう。

なんといっても「脳」という物質対象が存在しますから、わかりやすいといえばわかりやすいのかもしれません。

無論、専門的なことはわからなくとも、だいたいこうなっているということがわかるだけでも安心になるのでしょうね。

 

ところで、私の脳の中(あくまでも意識ということで解剖学的にという意味ではありませんが)はどうなんだろうなと考えてみました。

自分なりに結構トリビア的なことは治まっていると思うのですが、多分というか間違いなくぐちゃぐちゃな部屋のようでしょうね。

いろんな情報が混在している。全く整理できていない。

実際は見ることはできませんが、もし見ることができたとしてもゴミ屋敷だったら嫌だから見るのは止めておきます。

(^_^;)

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2010.01.13  脚下をみよ

今日は、本の紹介です。

身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価

( ガボール・マテ著、伊藤 はるみ訳、 日本教文社、2005)

著者は、カナダの開業医です。

色々な症例を書いて、人間の心の動きが影響する病気について書いてあります。

巷には「前向き思考」を絶賛する本が氾濫しています。

私も仕事から多くの方とお会いしますが、一見ポジティブなような方でも、それは見せかけだけという場合も時々あるように感じます。

そう感じる場合というのは、その方が前を向く、プラス思考にされているのが、「今の苦しみ」からの逃避になっている場合です。

「自分がこういう状況であることは耐えられない」という気持ちを心に抱いてポジティブな行動をしようとしていると、一見がむしゃらに頑張っているようで、良いように見えますが、「今」に対する不満が出発点ですから、ゴールが実際のところ無いんですね。

まるで夏の高速道路で見ることのある「逃げ水」のようです。 いつまでも、ゴールは前方にしかないのです。

これでは、問題は解決しません。

そこで、むしろ自分のネガティブな部分を見つめること、直視することが、治癒の道になると著者は書いています。

タイトルは、人からいい人と思われたいばっかりに、「ノー」と言えない人たちがある種の身体的な病気になっているということを意味しています。

負のストレスは、自分で認めて断ち切るしかないという事です。

今の自分の性格がどうだということはどうでもいいんです。 それをまとめて認めて、そこからのスタートをすればいいということです。

症例の中には、難病になった後、自分の性格を見つめなおして改善に向かったという方もおられます。

病気になったって、それが絶対的な不幸かどうかはわからないと思います。勿論、病気にもよりますが。

軽い病気であれば、それを体調のバロメーターにすることができます。 私は疲れると扁桃腺が腫れやすいので、のどが痛くなったら早めに寝るように心がけています。

いわば「無病息災」ではなく「一病息災」です。

禅では「脚下をみよ」と言います。

今の自分の状況、おかれた立場などをちゃんと見つめろという意味です。

まあ、足元を見ておかないと、躓きますからね。

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2010.01.06  今を活きる

現在、週に一回ですが整形外科としての訪問診療を行っています。

同じ日にデイケアサービスで施設に来られているご年配の方たちと簡単な体操をしたり、話をする時間を作っています。

その時に、いつも同じ話をされる方がおられるのです。さらに言うと、私といる1時間ほどの間に3回くらいその同じ話を私にされます。つまり10分位したら、もう話をしたことを忘れているのですね。ある意味で「リピーター」なのです。(^_^;)

「先生、はだしというのは健康にいいんでしょうか?」と聞かれるので、私はいつも「いいですよ」と言います。

するとその後に、その方の生まれ育った所のことと、学校ではよく歩かされたこと、はだしで運動場を走らされたことを必ず言います。

その方はいつも目を輝かせるように聞かれるので、私もちゃんと話を聞くようにしています。

 

このことから思ったことがあります。

人間は若い頃、仕事や家事に追われている頃は「時間との戦い」と言えるかもしれません。

学校や会社では、試験や行事、面会など全てが時間で区切られており、時間が急かすように人を後ろから押しているようです。

しかし、もうご年配の方たちには、その様なことがありません。

とりあえず週に何回かはデイサービスを受けられるという程度でしょう。

もう急く事がないということは、「今、この瞬間を生きる」ことで十分になります。

私たちの精神面でのある意味で目標にしている状態になっちゃっているのです。

「今を生きる」ことで周りから感じる「苦」を感じなくてすむようになるんです。

勿論、周りの人にとっては大変な状況もあると思います。その方の分まで苦労することにもつながってしまうかもしれません。

しかし私はいつも

子供叱るな、来た道じゃ  年寄り笑うな、行く道じゃ

という言葉を元にして、私とご一緒するご縁のできたご年配の方たちの生活を少しでも「活きる」にしてあげたいと感じています。

まあ、ご年配の方たちから観れば、私の気持ちすらも私の勝手であるかもしれませんが、それで別に構わないんです。

ホント、学ぶことは多いのですよ。

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2010.01.04  この年末年始の道中記

あけましておめでとうございます。m(_ _)m

今年も年末から昨日まで帰省しておりました。

まずは30日の夜に走って神戸まで。

今回は、昨年の「何処まで走っても1000円」のときよりは車が少なかったですね。 それでも、夜中にパーキングに止めてある車の数は多いですけど。

今年は、神戸では話題になっているらしい長田の「鉄人28号」を見に行きました。

実物はかなりでかいです。 原作者の横山光輝氏が神戸出身だからできた企画らしいです。 長田周辺は私の出身高校があるのですが、もうまったく変わっているので、さっぱりと言っていいくらいわかりません。

神戸を離れてから34年経ちます。その間に震災もありましたし、その後地下鉄も張り巡らされましたから、もう私にとっては神戸は生まれ故郷といっても別の街ですね。

神戸からは妻の実家がある岡山県笠岡市へ走りました。

こちらはいつもと変わらない生活ですが、毎年感じることですが義母さんには少しずつ年齢を感じてしまいます。

そちらで二泊して1月2日の朝8時45分に、出発して横浜にかえって来ました。 いつもに比べ、今回は関西を抜けるまでかなり時間がかかりました。

例の「1000円の日」だからでしょうけど。(-.-;)

結局、横浜のマンションに着いたのは午前0時を過ぎていました。 単純にいえば15時間くらいかかったことになります。

それでも、料金が3300円だったかな、平常の昼間走れば15,000円近くかかりますから12000円くらいは浮いたことになります。

これは非常にありがたいです。

それに、パーキングもずっと混んでいましたから、薄利多売でも景気にはよかったのかもしれませんね。

まあ、このくらいではなんともならないくらいの景気低迷ともいえますが。 そういえば、今回は長男の自家用車運転デビューでした。

彼曰く、教習所に比べ車がでかいとのことで、ちょっと苦労していました。

それにしても、私が助手席に乗るのは何年ぶりでしょうか、妻の頃いらいですから8年ぶりですか。

まあ、これからは助けてもらいましょう。

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