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シワ・たるみ
脂肪注入
脂肪注入
特徴
自分の脂肪を採取して、ボリュームの必要な部位へ移植して形態の改善を図る方法です。
皮内テストが不要ですが、脂肪を採取する部位が必要になります。採取も注入も注射で行うため、メスによる切開はありません。
注入の深さは、皮下脂肪の表層です。コラーゲン注入は真皮層、ヒアルロン酸注入は真皮深層に注入しますから、脂肪注入は一番深部に注入することになります。そのため、それぞれの適応が違ってくるのです。
注入した脂肪細胞は、そこで生存していくのですが、採取や注入という操作によって傷んだ脂肪細胞は無くなってしまいますので、最終的なボリュームとしても少し減少することになります。
1回の注入量には限界があります。限界以上に注入された脂肪は、移植された脂肪細胞の密度が高まることから壊死をおこし、その部分は瘢痕による線維化を生じて、皮膚の上からは硬く触れるようになってしまいます。
大切なことは無理のない程度の脂肪量を注入することと思います。
ヒアルロン酸注入・コラーゲン注入との違い
脂肪注入
1 皮内テスト不要
2 採取する部位が必要
3 局所麻酔が必要
4 注入レベルは脂肪層浅層
5 ボリュームは多少減少するが、残存する
6 大きい陥凹など、ボリュームが多く必要な場合に有効
2 採取する部位が必要
3 局所麻酔が必要
4 注入レベルは脂肪層浅層
5 ボリュームは多少減少するが、残存する
6 大きい陥凹など、ボリュームが多く必要な場合に有効
7 採取できる脂肪が確保されていることが前提条件
ヒアルロン酸注入・コラーゲン注入
1 コラーゲン注入では皮内テストが必要
2 採取する部位は不要
3 状況によって局所麻酔が必要
4 注入レベルは真皮層
5 最終的にはボリュームがほとんど吸収される
6 細かい修正が可能
2 採取する部位は不要
3 状況によって局所麻酔が必要
4 注入レベルは真皮層
5 最終的にはボリュームがほとんど吸収される
6 細かい修正が可能
脂肪注入の適応
改善を図るために、多量のボリュームが必要な場合に適応となります。頬の陥凹、上まぶたの落ちくぼみ、眉間、鼻唇溝、おとがい部、鼻背~鼻根部、外傷後の 陥凹変形などです。
また、脂肪注入を行うには絶対的条件があります。それは採取可能な脂肪の存在です。たとえばおなかがちょっと出ているという事から、ご 本人が採取可能な脂肪があると思っておられることもありますが、採取可能な脂肪とは、腹筋よりも表層にある皮下脂肪組織です。腹筋より深部の内臓周囲にあ る脂肪組織は使用できません。
※個々の症状に応じて、上記の適応の部位であっても、脂肪注入の適応とはいえない場合も稀にあります。
手技および経過
脂肪採取は多くの場合、下腹部か臀部外下方から行います。
採取量は、10ml以下ですから、外見上の変化はほとんど見られません。
針穴の痕が残りますが、BCGなどの予防接種の注射痕に近いと思います。
脂肪を注入した直後は、 局所麻酔も含んでいるので直後の状態は予定よりも腫れた状態ですが、それほど極端には腫れない事が多いです。なぜなら、1回の注入量をあまり多くしていないからです。
麻酔の腫れは3~7日で徐々に無くなっていきます。
注入したボリュームは、直後の麻酔 を含んだ状態から見ると少し減少しますが40%~60%くらいで落ち着きます。
この減少率は、採取できる脂肪の質と注入部位に影響されます。採取した脂肪 があまりみずみずしい感じだと水分が多い多いという事なので減少しやすいようです。逆に脂肪の粒が細かくみずみずしいというよりは締まった感じがする場合 は、保ちが良いようです。(以上は私の印象です)
また注入部位も組織内圧が高くない部分では保ちがいいのですが、鼻唇溝や鼻背、こめかみなどは皮下組織 が硬かったり、持続的な圧がかかりやすい部分なので、1回では十分な改善が行いにくい事があります。複数回の脂肪注入が必要なこともあります。
むしろ、脂肪注入は基本的に1回で改善させるという方針の治療法ではありません。
その方のご希望のレベルによって回数は違いますが、 1~4回くらいが目安と考えています。
脂肪注入の施術間隔は、4ヶ月~6ヶ月くらいです。
症例
上図が術前です。まぶたの落ち窪みに対して脂肪注入を行ないました。下図は施術直後です。極端な腫れは認めません。
値段
3mlまでの採取 105,000円
3ml以上の場合は、1mlにつき10,500円プラスになります。
2回目以降は初回の半額で行います。
※脂肪注入2回目以降に新たな部位の脂肪注入を追加する場合
その追加する部位の1回目として、~3mlなら+52,500円
3ml~の場合は52,500円+
※上記以外に初診3150円・再診1050円、軟膏代347円があります。


